百姓学宣言 著者 宇野 豊を少し紹介したいと思います。
この百姓学宣言は経済を中心にしない生き方を問いている著書です
経済を中心にしない生き方とは 近代農法 慣行農法に頼らない農業 科学的理論や理屈に惑わされず 百姓の長い歴史経験を重んじる事こそ これからの地球を救う事に繋がると論じています。
この本に付いて 解説?紹介をしている youtubeも見つけたので紹介します。
百姓NO学
農作物を育てる 栽培方法など 昨今はネットで調べれは色々と沢山出て来ます
私も 確認の為にネットで調べてはいますが あくまでも参考にしているに過ぎません 作物を作る地域 場所 環境 土・・・・ありとあらゆる物は千差万別 同じ物はありません
調べた内容を参考に 自身の栽培地・環境に合う育て方を、日々研究し改良や改善して行く事が大切です
農業・百姓とは、常に作物の栽培方法を研究する研究員であり 体験者であり続ける事が仕事であり 生活であると思います
近代農業は そう言った研究を怠り、農協指導の栽培法法(科学的・生物学的根拠や理論など)で どんな地でも農薬や肥料を使い 機械的に農産物を育て出荷市場に流通させる 農産物工場化しています
化農薬は 作物の病気を抑制する効果で 食物を薬漬けで育て 害虫駆除と題し害虫以外の有益な虫達も死滅させて居ます
化肥料は その地に含まれる有益な自然肥料を無視 若しくは阻害し 栽培作物のみに適応した栄養剤サプリメントとなり 本来その地に活きる菌や虫達が死滅・住めなくなり 循環される筈の栄養が機能し無くなり 栄養分を含まない単に土と化す スポンジ現象を起こす
以前「沈黙の春」著者レイチェルカーソン 近代農法は自然を無視に留まらず 破壊に繋がる事に警鐘を鳴らした本でした
この 百姓学宣言は 化学や生物論など 外からの理屈(経済を中心)では無く 日々の研究経験に基いた内側の知識こそが 本当の農学と問いていると思います。
長い歴史で培われた経験や知識の栽培方法 科学的なものに頼らない自然との共存共栄してきた栽培方法が 自然環境配慮栽培となり 強いては地球を救う栽培方法でも有ると私は思います。
2023年11月21日
百姓学宣言 宇野豊
posted by 腕白オヤジ at 09:51| Comment(0)
| 概論・自論
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