稲刈り・稲架掛け・脱穀が終わったら直ぐ 来年の稲作の準備が始まります。
秋起こしをする事で 刈り取った稲株や 稲藁を微生物による有機物への分解促進や 集積した養分の混和などの効果を持ち、作物の生育環境を最適に整えるための大切な作業です。。

秋起こし

耕転

藁の漉き込み


ヘアリーベッチのアレロパシーによる雑草抑制効果
緑肥「ヘアリーベッチ」を活用した 有機稲作技術の確立 緑肥「へアリーベッチ」を活用して水稲栽培の化学肥料低減に取り組んでいます 農林水産省・環境省も推奨する ヘアリーベッチ栽培は 多くの県で取り入れられています。
以前は 春先になると稲作田圃には、蓮華草が咲いていました
近代農法・慣行農業が進むにつれ 秋起こしもされなくなり 田植え前に耕転して 雑草抑制剤農薬をまき 化学肥料を投入し 稲作がされるのが当たり前に成ってしまいました。
腕白農業研修会は稲作を始めた初年度から 無農薬・無肥料・除草剤不使用で蓮華草稲栽培をして来ました。
3年前から 蓮華草より緑肥効果・雑草抑制効果が有るとされるヘアリーベッチ栽培を続けています

田圃の様子

真菰
お玉じゃくし・小魚・虫の幼虫・甲殻類が沢山動き回っています。
腕白農業研修会 研修田の周辺田圃は 相変わらず農薬散布をしていますが 草茫々の田圃 稲は何処?と言う田圃まであります
慣行栽培を続けて来た農家さんは 無農薬・無肥料でヘアリーベッチ栽培をする事が怖くて出来ないのでしょうね 有る意味農協指導栽培が安心で安全 確実に収穫が約束される・・・神話に成っています
ヘアリーベッチ栽培は 自然な環境が保たれていると感じます 環境配慮のお米作りですね